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2017-10

長雨~下描きから色塗りの下準備まで~ - 2012.07.04 Wed

皆様こんばんは、幸/坊です。

宣言どおり、今回から数回に分けてイラストのメイキングをします^^
参考になるかどうかは微妙ですが、楽しんで見て頂けたらと思います♪

長いので、興味のある方は追記へお進みください☆




ではまずラフから。

ラフ1

こちらが一番初めに描いたイメージラフです。
私の描く一番最初のラフは意味不明な事で定評があります・・・w

A4のコピー用紙に描いたのですが、スケールが小さい感じがしたので
人物と東屋のサイズはこのままに、B4のサイズで制作する事にしました。

・・・よく見て頂いたら分かるのですが、利根っちの左に九尾ちゃんらしきものがいますw
実は九尾ちゃんを描こうと思っていたのですが、この次の下描きの段階で既に存在を忘れていました(苦笑)


人物ラフ

そして上のイメージラフからトレースして、下描きを起こします。
この時点で九尾ちゃんが消えて(苦笑)、巽巳の向きが変わりました。

人物は一旦これで決定しておきます。



次に、背景を描いていきます。

ラフ2

これまた、おばちゃんパーマに間違えられそうな勢いですww
私は一発描きが苦手な人間ですので、トレースを重ねてイメージを固めていきます。


資料を見ながら、もう一枚トレースします。

※クリックで大きくなります
ラフ3

少し、森の形が浮かび上がってきましたね。

森や木のカラー絵は線画で丁寧に描き込んでも時間が磨耗するだけなので、葉っぱの塊をざくざくと描くだけに留め、
着彩の時に筆で描くようにして塗っていきます。



そして、人物と背景を着彩用の紙にトレースします。

※クリックで大きくなります
東屋イラスト 途中

これで、線画の完成です☆





では次に、着彩に入る前の下準備をします。


水彩で気合の入ったイラストを描く時は、大抵水張りという作業をします。

水彩画を少しでも描いた事がある方はお分かりだとは思うのですが
そのまま紙に水彩で絵を描いたら、紙がベコベコになってしまいます。

これは水分を吸った紙が伸びて、乾いて縮んだ時に起きる現象なのですが
こうなってしまうと、どれだけ綺麗に描いたイラストも見栄えが悪くなったり、
イラストをスキャンする際に光の当たり具合が変化して、ムラが出来てしまったりします。

それを防止するのが、この水張りという作業です。



水張りに用意するものは以下の通りです。

水張りの準備

●水張りする紙
●紙を貼り付ける板(私はキャンバス布を打ち付ける板を使っています)
●水張りテープ 
●大きめの筆

上のような板や水張りテープは、大きめの画材屋さんか、もしくは画材のネット通販で手に入ると思います。


それでは、水張りの手順を追っていきます。

まずは板をしっかりと濡らします。

板を濡らす

水張り作業は、出来たらお風呂場でするのが良いと思います(ウッカリすると周りがビショビショになってしまうので)

紙だけを濡らせば良いような気もしますが、板が紙の水分を吸ってテープで固定する前に乾燥し始めてしまうので
私は板もしっかりと濡らします。



次に、紙を濡らします。

紙を濡らす

昔は水を含ませた筆で濡らしていたのですが、
時間は掛かるし、紙の表面が傷むような気がするし、しっかりと濡らせていない事が多かったので
今はドバーっと水をぶっかけて、ベッチャベチャにしますw



濡らした紙を板の上に置いて、筆で紙と板の間の空気を抜きます。

空気を抜く

あんまり空気が入る事は無いけど、念のため。



いよいよ水張りテープで紙を固定していきますが、その前に。

水張りテープを湿らす

水張りテープは、裏面に糊が付いているのですが、
この糊は水分を含む事によって粘着します。

そのまま貼ってもいいのですが、念のため、筆でテープの裏に軽く水分を付けてから貼り付けます。



そして、いよいよ水張りテープで固定します。

水張りテープを貼る

グッグッとテープの上から親指で押さえ付けるようにして貼り付けます。



四方をピッチリと固定したら、完成。

水張り完了

この状態で、半日は放置して乾かすのが無難だと思います。

水張りテープは、乾いてない状態だと剥がれそうで何とも頼りない感じがするのですが
完全に乾燥したら、みっちりと張り付いて剥がれなくなります。
完全に乾燥した状態で剥がれる場合は、しっかりと水張りが出来ていないのでやり直す事をお勧めします。

水張りした状態でも、色塗り中にタップリと濡らすと紙がたわむ事がありますが
乾燥するとピンと伸びるので、心配はご無用です♪





あと、今回使用した画材の紹介なんかもしておきます。


私が今回使用したのは、少し前に購入したウォーターフォード紙と、
絵の具はリキテックス・ソフトタイプを使っています。

ウォーターフォード紙は以前にもご紹介した、水彩向きで発色の良い、とても高価wな紙です。

リキテックスは、いわゆるアクリル絵の具なのですが、
皆様は、アクリル絵の具とはどういう絵の具か、正しく知っておられるでしょうか?


水彩絵の具には乾いた後に水に溶けるものと溶けないものの2種類があり、
アクリル絵の具は主に水に溶けないものを指します。

アクリル絵の具には『ガッシュ』と付く種類がありますが
ガッシュは下に塗った色が透けにくいので、厚塗りやベタ塗りに向いています。
逆に言うと、重ね塗りにはあまり向きません。

私の住んでいる関西圏はターナー社のアクリルガッシュが主なのですが、
重ね塗りにあまり向かないという事で、大きい画材屋さんでリキテックスを入手しています。


リキテックス

リキテックス 中身

いつも基本色しか使わないのですが、今回は『コバルトティール』という、黄緑と水色の中間みたいな色を買ってきました。

こちらのリキテックス・ソフトタイプは、リキテックスの中でも顔料分が多く、水で延ばして塗るのに適した絵の具です。
リキテックスのチューブをよーく見て頂いたら分かるのですが・・・・・・

リキテックス 色の透明不透明

色によって『透明』『半透明』『不透明』と分かれています。
どの色も薄くのばして塗るのであんまり気にしていないのですが
『不透明』『半透明』と表示のあるものは、水でのばさずに塗ると下の色を隠しやすいと思われます。

『透明』と表示のある絵の具でも、白と混ぜると不透明になるので、
下の色を覆い隠したい時はいつも白を混ぜるようにはしています。





・・・下準備の段階で、かなり長くなりましたね(苦笑)
全然色塗りに入らないじゃないか~!!って苦情がきそう・・・いやこないかww

では次回からいよいよ塗りに入っていきますので、興味のある方はもうしばらくお待ちください\(^∀^)/☆

明日から3日間旅行ですので、少し更新が飛びそうです^^;
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プロフィール

幸坊

Author:幸坊
幸坊(ゆきんぼー)といいます。
販売員をしながら、オリジナル創作を描いています。
時々二次創作もします。

ご連絡はこちらまで。
yukinbo-cacseアットlive.jp
(アットの部分を@に変えてください)

旧ブログ『漫画』カテゴリーに漫画を置いています。
旧ブログはこちら→http://yukinbo78.blog99.fc2.com/

誕生日:1987/06/15
血液型:B
好きな作品:ロックマンX、モノノ怪、夢幻紳士、王ドロボウJING、海の大陸NOA

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